手術室の看護師さんは催眠術師のようにやさしかった

どの看護師さんも皆さんとてもやさしかったんですが、驚くほどやさしい看護師さんが手術室にいました。

bed_sheet_kangoshi.jpg


病室で手術着に着替え、自分でT字帯を着け、病棟の看護師さんと見守り夫と一緒に手術室前まで歩いて行きました。

そして病棟の看護師さんと手術室の看護師さんがバトンタッチして入れ替わりました。

夫とも手術室前であいさつして別れ、ひとり中に入りました。

部屋に入るとすぐに手術台に仰向けに寝ます。

手術台は腕を置く場所があり、小の字になるくらいの位置に腕を置きました。

髪の毛にキャップをかぶり、すでに刺してある点滴の針に注射液をセットしたり、腕を固定したり。

酸素マスクを口に当てた後、薬が効いてきてめまいがしてきました。

そしてその後は眠ってしまいました。

眠った後、気管にチューブをつけたり、尿管カテーテルを入れたりして手術前の準備は続いたはずですが 自分では一切何もわかりませんでした。

手術台に寝てから 眠るまでの間、ほんの5分かそこら?(どのくらいだか緊張していて覚えていません)

あまりの緊張ですごくドキドキしていたのですが、看護師さんが優し過ぎてすごく癒されたのです。

今まで生きてきた中で あれほどやさしくされたことは記憶にありませんでした。

たぶん、産まれて間もない頃、母にああやってやさしくされたのかもしれません。でも記憶にはないんです。

なんて心地いいんだろう、やさしすぎるぅ~、と感激していたら眠ってしまいました。

もうちょっと長く癒されたかったけど残念でした。看護師さんもお仕事だから仕方ないですね。


気がついたら手術は終了していました。

全身麻酔ですが 術後10分程で目が覚めるそうです。そろそろ起きましょうと声が聞こえて目覚めました。

でもその後もうとうとしていました。

麻酔が切れると痛みがわかるようになるので、12時間から15時間くらい持続するというなんとかブロックというのをやって一晩過ごしました。

痛み止めのおかげで大して痛くなることもなく、順調に回復しました。

しかし麻酔のせいか痛み止めのせいか、めまいと吐き気がして、翌日から食事が出ても食べられませんでした。

3日目からは痛み止めは飲み薬だけになり、吐き気も止まり 食事ができるようになりました。


それにしても あの看護師さんの優しさはプロのお仕事なんでしょうか。

麻酔薬と看護師さんの優しさが一緒になって まるで催眠術にでもかかったかのように感じました。

普段から優しいんですけど、緊張をほぐしてくれたあの優しさは生まれて初めての経験でした。

真似しなさいって言われたとしても簡単に真似できるようなものでもなさそうです。

人間が緊張している時、必要なのは優しさと安心感を与えてくれる人なんだなぁ、と思いました。


スポンサーリンク
スポンサーリンク

関連記事


  • このエントリーのカテゴリ: 日記