同期入社の女子が言った言葉を思い出した理由

大人になって社会に出ると 付き合いの場が広がり、仕事で お呼びでない場所に行くこともありました。

昔は持ち家至上主義だったというか、持ち家じゃないと恥ずかしいと思わせられるエライ人たちが集まる場もありました。

そのような場で 出身学校を訊ねられたり、父親の職業や、家は持ち家か、と聞かれたりして居心地が悪かったことを憶えています。


若い頃 働いていた会社のキツイ性格の同期入社の女子が言っていた キツイ言葉、

「あの夫婦、あの年になっても自分の家が無いから 独身寮の住込み管理人なんて仕事やってるんだよね」

会社の独身寮の管理人をやっている夫婦のことを卑下した陰口でした。

そのような言葉が 同年代の女子の口から出たことが私にはかなりの衝撃でした。

あーそうなのか、年をとって自分の家がないっていうことを そのような目で見る人もいるんだ、

自分の親も借家で持ち家じゃないから彼女にバカにされるかもしれないな、と思いました。


たぶん私はその時から自分の中で、家を持つことが将来の目標になったのかもしれません。

だけど、改めて思い出してみると、夫とは家を持とう、とか、そのような話をしたことはありませんでしたね。

もっとよく結婚当初から話し合って目標を決めていたら良かったのになぁ、と今更ながら後悔しています。


で、何故 何十年もたって、その同期の女子が言っていたことを思い出したか、というと ですね・・・

夫が定年後にどんな仕事をするか、ということを、時々自分で調べてくるんですけど、

老人施設の住み込みの管理人の話を持って帰ってきたんです。

夫婦じゃないとできない仕事らしいんですけど、家賃もいらない 光熱費も払わなくていい、それで給料がもらえるんだよ、と。

でも よく聞いてみると過酷な仕事のようなんですよね。老人相手で夜中も寝ていられないらしい、という。

それで長く勤まる人がなかなかいない、という。


それじゃぁ、その仕事、私にも勤まらないわ、と返事しましたけど。


そのような仕事の話を夫がしたことがきっかけで、何十年も前の会社の同期女子が言っていた言葉を思い出したのでした。

持ち家がないだけに そういう仕事に飛びつきたくなるんじゃないか、と思いました。

定年後は そんな無理な苦しい仕事はしなくてもいいんじゃないか、と、思うんですよね。

(でも その時になったら、そういうキツイ仕事しかないかもしれませんね)


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