昨日、2度目の心臓血管のカテーテル手術を終えて無事に退院してきました。

    手術中に待機している時、前回よりも時間が長かったので もしも手術の途中で事故があったりして夫が死んでしまったらどうしようか、と夫の死後の生活のことを考えたりしていましたが、何事も無く手術は成功しました。

    医師から手術後の説明を聞いていて、「血管にステントを入れてバルーンで膨らました時の少しの間、血の流れが止まって胸が苦しかったと思うんですが・・・」という話があり、後で夫に術中胸が苦しかったことがあったのか聞いてみたら、別にそのようなことはなかったと言っていました。

    苦しいことはなかったけど、途中で鼻の毛細血管がむずむずした、と言ってたんですが、鼻の毛細血管と心臓の血管には何か影響しあうものがあるのでしょうか。

    最近は目や鼻やのど、咳などの不調があり 近所の眼科や内科へかかっていましたので、あっちこっち痛んでるのは風邪なのかアレルギーなのか年のせいなのか?なんて言っていました。

    関係あるかわからないけど、退院後の昨夜、毎晩うるさいイビキに悩まされていましたが別人かと思うほどとても静かでした。一晩だけのことじゃなければいいと思うんですが、自覚症状ならぬ他覚症状?のイビキも狭心症の症状のひとつなんでしょうかね。

    夫はこのような手術をしたのだから、病院にかかる前に普通は胸が苦しいとか何かしらの自覚症状があってもよかったのではないかと思われますが、それらしき自覚症状は何もなかったと言っています。

    同じような病気の周囲の人に聞くと、突然胸が苦しくなったり、みぞおちのあたりが痛く苦しかったりして、それで病院に行き検査したら狭心症だった、という話で、その方たちは手術まではせずに、薬で経過を観察してるといいます。

    手術までいかない人が苦しい思いをしてるのに、そのような自覚症状がない夫って何だったんだろう?と思います。(やはり糖尿病があるせいなのか)

    血管が詰まって細くなった原因は 医師のお話では過去に吸っていたタバコの影響なのではないか、とのことでした。タバコって肺がんだけではないんですね。

    そういえば、私の父親もヘビースモーカーで、フィルターのついていないタバコを象牙のパイプに刺して吸ってたんですが、固まったニコチンが詰まったパイプを定期的に掃除していました。

    そのニコチンが心臓の血管に詰まる、ということではないでしょうが 肺には影響がありそうですよね。でも、肺がんになる前に脳梗塞や心筋梗塞を起こして60歳で亡くなってしまいました。

    友達のお父さんも、死んでもタバコはやめないと言っていて、結局 私の父親と同じように心筋梗塞で60代前半で亡くなりました。

    禁煙に成功しても影響が残るっていうんだから、タバコはろくでもないしろものです。タバコにお金使って病気になって医療費で老後貧乏になる。まぁこういうのってタバコだけではないですけどね。酒とか砂糖とかいろいろと・・・

    人生は辛いことがありすぎて 食べたり飲んだり吸ったりして気分を紛らわせ、何かに依存したくなってしまうのは自分も例外ではありませんから気持ちはわかります。健康に良くてストレス発散できるものを探さないといけませんね。


    昨日病院に支払った医療費は10万5千円ほどでした。医療費が8万6千円くらい、部屋代と食事代で1万9千円ほど。

    あと、もう1本細くなっている心臓の血管が残っていますが、経過観察で半年後に検査する、ということになりました。その時にはまた検査入院となるのかどうかわかりませんが、私も同じ時期に大腸検査なのでお互いに忘れないようにしたいと思います。
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