外面(そとづら)は素晴らしい我が夫。結婚前はその素晴らしい外面に騙された。結婚して何日もたたないうちに化けの皮が剥がれ、あの時にさっさと別れていれば良かったのに 母と姉への意地があって別れることなんて考えられず・・・

    意地を張って33年、途中我慢できなくて離婚騒ぎになった時に お姑さんから「自分が好きで結婚したんでしょ?責任取りなさいよ」と言われて更に意地になったことを思い出す。意地なんて必要なかったのにアホ過ぎる私。

    だけど夫はすごくよく働いたので それだけは尊敬できるし感謝もできる。私には真似できないことだからすごいと思う。

    あれだけ働いたのだからガタが来て当然で、病気や体調不良も人生の内。長いこと働いてもらって面倒見なけりゃバチがあたる。

    今更 「ありがとう」とか「お疲れ様」とか 耳が痒くなるような言葉は言ってくれなくてもいいのだ。それはいつものように他人様に言ってくださいよ。

    妻や家族にも器用にそういう言葉を言える人なら もっと楽しく仲良く暮らせたかもしれない。でももう別にいいのよ、と言いたいけど言わない。


    夫が入院すると 短い期間だけど ほぼ毎日病院に行かなければならなかったため、「また明日朝9時に来るね」と言って帰る時に、夫の口から「お前がいちばん大変だ、俺は寝ているだけだからいいけど」という言葉が出る。

    さらっと受け流したかったので「ほんとだよ、私は合計で26日間入院してたけど3、4回しか来てくれなかったよね」と返事する。

    期待していない人から そのような思いがけない言葉を聞いて、これが精一杯の感謝の言葉か、と思う。

    なんと私は扱いやすい人間なんだ、このくらいの言葉で気持ちが軽くなってしまうんだから。

    また明日も朝早いけど、車を運転してくるのは怖いし迷子になっちゃうけど、憎らしい夫のために頑張ろうと思う私はかわいい笑。

    というか夫が上手いこと言った?上手に動かされた?そうか結局は計算づくか・・・と悔しがったりしながら帰った。

    笑える時と笑えない時、ひどい言葉に打ちひしがれる時、辛いけど頑張れる時、何が私を動かしてるんだろう?

    いや、全部自分次第なのだ。

    向かってくる波、追いかけてくる波を乗り越えながら、ときには流されたりしながらおぼれないように生きていくのが人生。

    自分を第三者のように見えれば 難なく乗り越えられることもあるし、渦の中に巻き込まれればもう這い上がれないと思い込む。

    もう這い上がれないと思ったのにどうして生きていられるのかと不思議に思う。

    こんなふうに思える余裕がいつもほしい。

    今日は夫は飲み会でのんびり。

    ーーーここからは拍手コメント様への返信ですーーー
    オ○○様、拍手コメントありがとうございます。
    きょうはお宅の旦那様も飲み会ですか?お金があるなら毎日飲んできてほしいところですけどね。
    気が弱くなるっていうのも・・・そうかもしれないですね。うんそうかも。
    現実逃避も乗り越える術ですよ。そうでもしなきゃ自分が壊れてしまうもの。
    毎日の(毎日じゃないかも?)お買い物、いい運動になりますね、引きこもってる私も見習わないといけません。
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