小学6年生の時 早く大人になりたいと思った。大人になった時には早く年を取って何にもたじろがず、臆さないような貫禄がほしいと思った。しかし年を取っても貫禄どころか、いつも不安で自信が無く、自分主体では動けない何も変わらない自分がいた。

    人間は経験を積まなくては何にもならない。ただ時間が過ぎて年を取っただけでは知識は増えても身につかない。その知識はやがて古くなり役に立たなくなるけれど、それでも子に伝えたいことはある。

    両親の経験したこと、成功例失敗例すべて見せても そう簡単には学習してもらえないだろう、年を取って振り返る時間ができた時にやっと気づくのかもしれないな、と思う。その時には遅いんだけれども。

    子がいくつになっても親は心配で、子が成功するようにいつも祈ってるし、子に何か起これば助けたいと思う。だけど何もできなくなる時は必ず来るから子に依存されない程度にしなきゃと思いながらこっそり祈り助ける。
    こういう気持ちって親になった時に初めてわかったことだから自分と同じように親になってもらいたい気もするけど親になるのも苦労なので苦労させたくない気もする。

    苦労が多いのに よくもこうやって人間は繰り返してきたもんだと思う。これからもずっと繰り返していくのだろうけど。

    それにしても年を取ると時が過ぎていくのが早い。というか考えてみれば1年はたったの365日だし。
    今年に入って既に4ヶ月を無駄に過ごしてしまった感があって気が重い。
    引越し期限が9月だと夫に言われ、毎日のように見つかったかと確認されて気が重い。
    体がだるくて気が重い。
    今年は働きたかったのに身動きがとれずどうしたらいいのかわからず気が重い。

    生きていくのは面倒なことが多くて辛い。いっそのことどこかの神様に依存したいくらいだ、しないけど。
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