先月、朝から喉が痛いと言っていた息子から午後になって発熱したという連絡があった。
    その日 息子は在宅ワークの日で自宅で仕事をしていて、私は仕事に行って3時ごろ帰宅。
    私が帰宅した時には既に近所の病院に行っていて息子は不在。
    病院で抗原検査とPCR検査をし、抗原検査の結果は陰性だったそうだ。
    PCR検査の結果は翌日の朝になるということで、自宅に戻ってきた。
    結果が陽性なら、朝一番で病院から連絡がくる予定になっていた。

    38.5度の発熱した状態で抗原検査をし、その結果が陰性なのだから、きっとPCR検査のほうも陰性だろうと微かな望みを抱き朝を迎えたら病院から電話がかかってきた。陽性だった。(抗原検査ってあてにならないのね)
    その電話で入院するかしないかの希望を聞かれたというので、入院できるならさせてもらおうということになった。
    保健所を通さないと入院なんかできないのだろうと思っていたので、一応、保健所に連絡して聞いてみたら、病院の指示に従ってくださいと言われたらしい。
    そんなわけで、病院の指示に従い、急いで荷物をまとめて病院に歩いて一人で行った。本当は具合が悪いんだから車で送ってあげたかったけど、徒歩10分もかからない場所なので息子も遠慮して一人で出かけた。
    近くに入院できる病院があってよかったかも。
    息子は8000円の個室に隔離され、8日間入院した。入院手続きの際、保証人の名前を書かされたりした、というので、個室代はしっかり払わないといけないのだろうと思っていたけど、結局は治療費も個室代も支払わずに済んだ。
    支払ったのは病衣やタオルをレンタルした分だけで、4千円弱の請求が退院後に郵送で届いた。

    8日間 個室にこもり、入浴もできず タオルで身体をふいたり、洗面で洗髪をしたそうだ。
    何か足りないものがあればamazonで注文し、病院名と部屋番号を記入しておけば配送会社が病院まで配送してくれて、病室までは病院の職員が持ってきてくれる、という。便利な世の中だ。
    で、喉が痛かったのでのど飴を注文したと言っていた。トローチを病院で出してくれていたけど、トローチは1日6錠までしかなめられないところを知らずに8錠なめてしまったそうだ。
    トローチだけじゃ足りないくらい喉が痛かったからのど飴をなめてたんだけど、結局、なめすぎて口内炎になってしまったのだとか。それでどちらもなめられなくなってしまったと。

    食事はものすごく質素だというので画像を送ってもらって鑑賞した。使い捨ての弁当箱に入った気の毒なほど質素な食事。しかも弁当箱の仕切りが2つ空いたままの状態で運ばれてくるから余計にものがなしい。でも後から知ったわけだけど食事代も払わなくて済んだのでよしとするしかない。

    さて、息子はどこから感染したのか?
    同じ職場の人から感染したんじゃないかと息子は言うのだけど、ちょっと考えられないのだ。
    その同じ職場の人の感染がわかって、その人が1週間ほど休んだあとに復帰してから息子が感染したということになる。
    1週間以上たってから感染なんておかしいじゃん。まだちゃんと治ってなかったってことなのか?
    その人は入院せず家族全員に感染したらしいんだけど、家族からまたウイルスをもらったとか?まさかー
    いや、電車の中やどこかのお店かもしれないし、どこで感染したかなんてわからないんだからさー、特定はできないよね?

    私は私で濃厚接触者となり、5日間出勤停止となり、5日の時点で抗原検査が陰性なら出勤可能ということでしたが、8日目の解除まで休ませてもらい、10日後が出勤日だったので出勤しました。
    発熱や体調に変化は無く感染したとは思えないけど、感染しても無症状の場合もあるらしいので復帰後は心配でしたが、その後は何の問題も無く、周囲に感染者も出ずに2週間以上が過ぎました。
    だけど濃厚接触者の解除後に初めて出勤した朝、あからさまに私からササッと遠のいた人がいた。あーそうかーそうなのかー無理もないけど感じ悪いなぁ、あからさまじゃなくて何気なくっていうふうにできないもんかなぁと思いましたよ。別にもっと休んでも良かったんだけど、出勤してくださいと言われたので出勤したのよー、って言い返したかったなー、何も言わなかったけど。

    だけど、家族に感染者が出るといろいろと大変なんだわ。
    消毒も大変だし、布団の洗濯なんかも大変だし(梅雨時だしね)、入院してくれて助かった。

    入院中は毎朝6時半から点滴をしたらしい。1本6万円以上するというニュースで耳にしたあのレムデシビルとかいう薬。
    その薬のおかげか 数日で解熱し咳も治まってきたと言っていた。
    自分では肺炎になるんじゃないかと思ったほど咳が苦しかったらしいから、とにかく治ってよかった。

    そして家族にも感染しなくてよかった。

    皆さんもどうかお気をつけくださいね。
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