底辺でなんとか生きている我が親族
昨日の日記に登場した、夫の姉の息子のことですが、
この息子も 情けない暮らしをしております。母の元を離れて一人暮らしです。
母親は夫の姉なのですが 早くに夫に先立たれ苦労しております。
この家庭もいろいろと はちゃめちゃしていて 気の毒なので
もしもお金を貸してくれと言われたら、私も断れなかっただろうなぁと思うのです。
我が家だって他の家族まで養える余裕があるわけではないけれど
姉の家庭よりは 夫が頑張って働いてくれているので まだマシですから
それに比べて スネをかじることができる我が家のバカ息子はお金を貸す気になったのでしょう。
この息子たちは、働く意欲はありますが
給料がしっかりともらえる安定した会社にはご縁がありません。
ご縁があるのは、ブラック企業と言われてるような会社ばかり。
うちのバカ息子に関しては、アルバイトにもかかわらず
厚生年金や社会保険に加入できていた会社をやめてしまって
以前のバイト先で知り合った人が 自分で店を始めたから手伝ってほしいと言われた店で
働くことになりましたが、店があまり儲からないので、息子はたいして稼げません。
母としては 前の会社を辞めて欲しくはなかったのですが、
八方美人の息子は 頼まれたら断れない性格なので 簡単に辞めてしまいました。
若者は とりあえず、今のことだけしか考えていません。
というか、若くなくても 今のこの時をどう生きていくかというだけの生き方しか
できない親族(我が家も含めて)ばっかりです。
息子達が小さい時は、もうちょっと希望があって 立派な大人になってるのを
想像したりしていましたが、実際には こんな大人になってしまった、
うまくいかなかった、努力も空しく運が悪かった、みたいな現実です。
努力が足りなかったんだろうと言われれば そうだったんだろうとも思います。
しかし、子供が立派な大人になるというのは かなり難しい世の中になっています。
私も頑張って育てたつもりでしたが、思うようにはなってくれませんでした。
この若い世代が 世の中をどんなふうに渡っていくのか身守らないといけません。
経済優先で弱者を切り捨てる世の中で生きていくのは大変です。
これからも こんな世の中が続くのかと思うと、やるせないです。