人はいいし やさしい、純粋で単純、持ち上げられれば素直に喜ぶ

    調子に乗りやすく 何かあればがっくり落ち込む 自意識過剰

    騙されやすい いじめられやすい 利用された挙句捨てられる。

    5分も話せば 人はいいけどバカだな、とわかります。

    うちの息子は小さい頃から バカでした。

    好奇心が強く落ち着きがなかったので、母としてはしつけをすることに重点をおきました。

    人にやさしくする、迷惑をかけない、時間を守る、約束を守る、など。

    4~5歳くらいの時、少しでも座っている時間を長くできるように

    近所のおばあさん先生の書道教室に通わせました。

    そのおばあさん先生は子供を教えるのがとても上手で、

    息子も先生が好きで、字は上手になるし、落ち着きも出てきました。

    その甲斐あってか、なんとか 幼稚園や学校にも通える子供になりました。


    小学校1年生になって、今でも忘れられないことがあります。

    息子の人柄がよくあらわれる 出来事です。

    同じマンションに住む子供6人で一緒に登校することになり、

    毎朝、マンションの下に集合するのですが、いつも遅い子供がひとりいました。

    遅い子供はマンションの5階に住んでいました。

    エレベーターはなく、5階まで 仲間のうちの一人がわざわざ迎えに行っていました。

    私は自宅の窓から 子供達の様子を毎日見ていました。

    マンションの下に集合したあと、じゃんけんをして負けた誰か一人が 5階の友達の家に

    迎えに行くことになったらしいのですが、じゃんけんをしたあと、毎日 5階まで上がるのは

    いつも うちの息子なのです。毎日、じゃんけんに負けているようなのです。

    ですが、迎えに行って、5階の子供と一緒に降りてきて みんなで登校して行ったので

    何故かなと思いながらも 安心していました。

    そんな毎日が続いて どのくらい経ったでしょうか。

    一緒に登校する子供のお母さんが、私と同じように毎朝 子供達が出発するまで

    窓から見届けていたらしいのですが、じゃんけんをしてるのにもかかわらず

    うちの息子ばかり毎日5階まで上がるのが何故なのか不思議だったそうで、

    自分の子供さんに そのわけを聞いたそうです。 そのわけを私に教えてくれました。

    子供達は毎日じゃんけんをして、5階まで上がる子供を決めていたのですが

    うちの息子が負けるまで、何度も何度もじゃんけんを繰り返すのだ、ということでした。

    息子以外の子供達は ずるいじゃんけんであることは わかっていたと思いますが、

    朝っぱらから 5階まで階段を上がるのは嫌なので、毎日同じようにしていたと。。。

    そんな ずるいじゃんけんをしたらいけない、と そのお母さんは子供さんを叱ったそうです。


    それで、 帰宅後、うちの息子にも ずるじゃんけんのことを聞いてみました。

    そしたら・・・・・なぁ~んだそうだったのかー、

    変だと思ってたけど 楽しいからいいんだよー、と言っていましたが、

    なんと、ずるじゃんけんには気が付かなかったと言うではありませんか。

    元気が有り余っている うちの息子は5階まで上がるのは苦ではなかったみたいです。

    本人はそれで良いと思ってたのでしょうけど、他の子供達はどうだったのか、

    都合のいい、使いやすい気の良い仲間がいる、と思っていたのでしょうか。

    アイツ、バカだなーと思っている子や、これでいいのかなと複雑な子もいたかもしれませんが、

    自分がやりたくないことなので、見て見ぬ振りをしていたのでしょう。


    私は息子に、自分が嫌だと思ったら嫌だと言っていいんだよ、

    ずるいと思ったら ずるいから嫌だと言っていい、

    それに、5階まで迎えに行かなくても待っていれば 必ず友達は降りてくるから、と教えました。

    ですが、息子は 嫌じゃないし楽しいからいいんだと、ずっとそのままでした。(私は泣きそうでした)

    そのような朝が 小学3年生の1学期まで続きました。

    その後は父親の転勤で転校することになりました。

    転校先では ひどい目に遭いました。

    転校生の息子に、まず声をかけてくれた生徒が、乱暴物の嫌われ者だったからです。

    嫌われ者の子供も 新しい友達が欲しかったということなのでしょう。

    人にはやさしくしなければならないと教え込まれた息子は、親切に対応しました。

    が、相手はもともと乱暴なので 暴力が遊びです。

    1度友達になってみると、相手はあまりにもしつこくストーカーのようでした。

    他の子供も 1度その乱暴者と友達になってしまったら誰も近づいてはくれませんでした。

    どうしたらいいのか 親子で悩みました。これには私も参りました。

    しかし、ラッキーなことに 学年が変わってクラス替えしたら、新しい友達ができました。

    乱暴者の友達は学年が変わったら、学習塾に通うようになり多忙そうになって

    運良く、あまり関わらなくなってくれました。


    人は悪くないけれども、バカな息子の過去の話が長くなってしまいました。

    小さい時から賢いとは言えない子で、人に都合よく利用されます。

    その危なっかしい人生はまだまだ続きますが この辺で。

    息子の言動は バカなのですが憎めず意外性もあり面白かったので なんとか やってこれました。




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