バカ息子 死にたくなった理由
「疲れていたんだ・・・・・」
その日は、7時に起きなければならなかったのに寝坊して
朝食も食べずに慌てて家を出なければならず、
おにぎりを持たせましたが車の中で食べようともしませんでした。
前日の夜は夜中の3時ごろ帰宅したらしいのです。
普段どおりなら、終電が午前1時丁度で30分ほど歩いて帰ってきます。
コンビニに寄り道しても2時までには帰ってくるのですが、
2時まで起きて待っていても帰ってこないので、終電を逃して
何処かのマンガ喫茶で一晩過ごすのかと思って、私は寝てしまいました。
ところが、終電のひとつ後の 4つ手前の駅が終点の電車に乗って
4つ手前の駅から歩いて帰ってきたのだと。
マンガ喫茶で払うお金も タクシー代もなく、仕方なく歩いて帰ってきたのだと。
毎月5万の借金返済でお財布が苦しいんだと。
そもそも、何故 終電に乗れなかったのかというと、
閉店時間になってもお客さんが帰ってくれなかったんだそうで。
その上、経営者が体調不良で先に帰ってしまい
レジ締めと翌日の仕込みを任されて、お客さんが帰ったあと、
片付けは明日にするつもりで急いで駅に向かったけど終電に間に合わなかった、
翌日は片付けが残っているので早く出勤しなければならなかった、
それなのに、寝坊してしまったので投げやりな気持ちになってしまった、、、ということでした。
バカ息子の要領の悪さに、
またまた可哀相で胸が傷んでしまい、
うるうるしている馬鹿な母親がここにいます。