「情けは人の為ならず」
「情けは人の為ならず」ということわざは、
「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのであるから、
誰にでも親切にしておいた方が良い」という解釈ですが、
「情けをかけることは、結局はその人のためにならない(のですべきではない)」
という解釈をしてしまっている人が多くなっているということが話題になりました。
本来の解釈はそうなのでしょうけど、
自分に返ってくると期待して親切にするのは
なんとも欲深な考えではあるけれども、自分に返ってこないことも多く、
その意味を逆手にとり、親切でやさしい人を騙そうとする輩もいるしで、
きれいごとばっかり言っても世の中を渡っていくのは難しい。
とくに、うちのバカ息子は、騙されやすく利用されやすいので、
もっと、世の中の悪いことも教え込んで育てればよかったな、と思います。
「情けは人の為ならず」を教えたら
「情けが仇」ということわざも、セットで教えていかないといけなかった。
そして、自分に返ってくることを期待するな、
情に流されず、よく考えて見極める、ということも。