息子の借金返済はあと1回で終了予定
今月の給料は差し押さえられたからお金がないと言っていた息子。
それで、借金返済のほうは大丈夫なのか?と聞いてみたら、
毎月5万円を支払う約束のところを、今月は2万5千円にしてもらったということでした。
来月分の約3万5千円を支払えば、借金は終了すると言っていました。
返済が終われば一安心です。
しかし、バカな息子なので、今後も何があるかわかりませんから、
母としてはずっと心配です。
息子には ちょっとした趣味があって、
まぁ、夢を持っているといえば聞こえはいいんですが、
それに小遣いというか、お金を消費しています。
世の中の若者の夢を食う商売に、その夢を食われながら10年近くやってきました。
そろそろ、そのような夢も若いうちだけだし、叶いそうもないから卒業しようかな、
と思い始めてるようなのです。
私は そんな息子を見ていて、人生に後悔を残すより、
自分の稼ぎでできるのなら やりたいことはやったほうがいい、と思ってはいましたが、
夢に向かっているものの、経済優先の世の中に夢を食われているな・・・
と、ずっと思っていました。
そんな夢見る活動は多くの若者がどっぷりとはまり、
息子にも何人かの仲間がいます。
働きすぎて うつ病になったり、運悪く仕事にありつけない などの お金がない仲間です。
仲間がお金がないと言えば、息子は仲間の分もお金を出してあげたりしていたので、
息子が卒業すれば、仲間も活動できなくなります。
なので、仲間のことを考えると、簡単に卒業できないらしいです。
どこまで 人に優しいんだ?と思いますが、
やりたいことはやりなさい、と言ってきた手前、
今更、お金がもったいないからやめなさい、とは言えませんでした。
しかし、息子がこうやって、行きたい学校に行き、
やりたいことができたのは、親ががんばって働いてくれたおかげ。
夢を持てない若者も多いのだから、息子はバカだけど幸せだ、と思います。
バカで幸せだから いいように利用されてしまうのですけどね。