バカ息子は昨日、仕事が休みでした。

    午前中はずっと寝ていて、起きてきた時に、出かける予定を聞くと、

    予定は無いと言う。

    予定が無いなんて珍しいので、理由を聞いたら、

    趣味の仲間を解散したと。

    「計画的にやめようと思ったわけではないけど、

    一段落して、あるところまでの達成感も味わえた。

    これ以上やるには年齢も若くないし、続けても無駄だという諦めもついた。

    そろそろ ちゃんとしたい。」 と。




    その言葉を私は待っていたんだよ。←口には出さない。

    ふつうの子供なら、大学を卒業する時点で趣味も卒業して働き出す。

    しかし、我が子は同時には卒業できなかった。

    落ちこぼれながら趣味に没頭することしかできなかった。

    夢を食い尽くされることが わかっていながらも、没頭する事をやめさせていたら、

    バカ息子は壊れていたかもしれない。

    親のスネをかじらせられるうちは、かじらせておこうと ずっと待っていたんだよ。

    時間はかかったけれども、これからが本番だ。(全部口には出さない)




    「そうか。そうなのか。そうだったのか」

    これしか言える言葉はありませんでした。

    これからも私は、バカで可愛い息子を更に応援したい気持ちになりました。


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