新電力会社は経営が難しそうです。

    新電力大手「経営破綻」のインパクトは大きい
    日本ロジテックが資金繰りに窮して店じまい
    (東洋経済オンライン)

    「調達電力量が不足した場合に、送配電を担う大手電力会社が穴埋めすることになり、インバランス料金(ペナルティ)が課される。」

    ということらしいのですが、そのペナルティが拡大してしまって埋められなかった、と。

    もともと自社で電気をつくっているわけではなく、自治体などから電気を買っていて 儲けが少なかったらしいです。


    インバランス料金というのは、

    「新電力(PPS)が30分同時同量を達成できず、供給電力に不足が生じると、電力会社の系統運用部門が代わりに電力を補給するが、その対価として新電力が電力会社に支払うペナルティ料金を「インバランス料金」と呼ぶ。インバランス料金とは通称であり、正式には「変動範囲内(外)発電料金」と言う。電気事業法関係省令の「一般電気事業託送供給約款料金算定規則」で定義された認可料金である。

     変動範囲とは、新電力の30分単位需要量の3%と決められていて、不足量が3%以内に納まっていれば比較的安い「変動範囲内発電料金」で済むが、3%を超過すると高価な「変動範囲外発電料金」を支払わなければならない」

    変動範囲の3%を超えて不足すると、3倍の料金になってしまうとか。

    供給電力の過不足は±3%以内にしておかないといけないけど、需要を予測するのが難しそうです。

    自分が選んだ会社が経営破たんしてしまったら、またどうするか考えなくてはならないし。めんどくさい。

    結局は東京電力になってしまうのか。

    ここへきて 私は Looopでんきというのにしちゃおうか、なんて考えています。

    新電力にしても どうせたいして安くはならないし、様子見でこのままってことにするのなら・・・


    東日本大震災後に設立した自然派の新電力「Looopでんき」

    「平成28年5月31日までにお申し込みをされた方に限り、基本料金を0円とします。(お申し込み状況等によって期間を延長する場合があります)」 と なっています。

    基本料金が0円なら、なにも30Aで我慢しなくてもいいわけです。

    少しでも電気料金を安くしようと思って 30Aにしていて、

    エアコンと炊飯器や掃除機やドライヤーやオーブントースターなど、同時に使わないようにしていたけど、

    いくら注意しても しょっちゅうブレーカーが落ちていました。

    だけど、50Aにしたって料金が変わらないなら便利にしたほうがいいんじゃないかな、って思います。


    今までの料金と比べると、年間千円以下しか安くならないんですけど、そのかわり便利になります。


    契約期間は 供給開始日以降1年契約の自動更新で、契約期間内に契約解除しても、解約金は発生しない、とのことです。


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