今朝のテレビ番組で、三菱に続くスズキの燃費データ不正のニュースから、車の燃費データの話をしていました。

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    もともと日本の燃費カタログデータと、顧客が実際に走った燃費データの差はかなり違っていて、カタログデータの6割くらいしか走らないという。

    日本の燃費のカタログデータっていうのは、何なんだ?ということになるのだけど、

    決められたテストコースをプロのドライバーが走ったデータなので、プロではない一般の顧客が走るのとは差が出てしまうという。

    しかも、日本のテストコースというのは、ヨーロッパやアメリカと比べると 甘くて実際にはありえないコースみたいだ。

    同じ車を日本のコース、EUのコース、アメリカのコースで走らせ比べると、(詳しい数字はよく覚えていないけど)

    日本(32km/L)、EU(25km/L)、アメリカ(21km/L)←だいたいこんなもんだったと思う。

    日本の実際のユーザーが走った距離のデータは、アメリカのデータがいちばん近い、ということらしい。


    日本人というのは(私もそうだけど)カタログデータと実際のデータには差があるだろう、ということは念頭に置いているから、

    実際に これほどの差があっても驚かない、というか、きっちり計測する人は少ないかもしれない。

    まぁだいたい、それぞれの車のカタログを元に比べるだけだから、燃費不正というニュースが出てから やっと騒ぎ出す。


    この日本の燃費のカタログデータと、アメリカの燃費データが何故にこれだけの差が出るかと言うと、

    テストコースが違うわけなんだけれども、アメリカが訴訟国家だから、ということのようです。

    実際に訴えられて賠償金を払わされた過去があるために、現実的な燃費データを公表することになっているらしい。


    国民性の違いからこういう結果になっているのか。

    訴訟国家というのは 国民性の違いから促されたものなのか。


    世の中というのは あっちこっちに落とし穴があるから、訴訟国家になったところで国民にやさしいわけではないだろうし、

    奴隷国家になったって国民にやさしいわけではない。(この「国民」というのはもちろん下級国民のこと)


    どちらにしても、もう少し日本の国民は厳しい目を持ったほうがいいのでしょう。

    軽自動車もけっこういいお値段してますしね、燃費がいいなら少しくらい高くてもいいかって思ったりしますよね。

    でも、燃費がいいからって高い車買っても、ガソリン代で元を取ろうとすると何年もかかるというから意味あるんだろうか、と思います。


    ボラれてますよ。だまされてますよ。


    話はちがいますけど、都知事もせこいですね、都民を裏切ってると思いますよ。

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