終の棲家 大きな格差

今朝の羽鳥モーニングショーのそもそも総研で「終の棲家にも格差」をやっていました。
まずはじめに出演なさっていたのが、神奈川県藤沢市に住む88歳と86歳の高齢のご夫婦。
年金収入のみで生活をしている、とのことです。
このお二人は家賃1万9300円の市営住宅の1階にお住まいで、高齢者用の段差をなくした住居で2DK。
取材に行った玉川さんは、食洗機があったりして結構モダンなお暮らしなのかな?という感想を言っていましたが、
こちらのご主人は生活保護基準すれすれの生活だとおっしゃっています。
お二人の年金は二人分で月額約20万(夫が月額約9万、妻が月額約11万)
総務省によると、高齢無職世帯の家計収支は、夫婦二人の平均的な生活費が約24万で、
そこから比べると、このお二人の生活費は4万足りないことになる、という。
それでも、二人いるからやっていけるものの、どちらか一人になったらやっていけないだろう、と。
子供にも頼れる経済力はないのだそう。
一人になって生活保護を申請しても、今の状態だと生活保護の適用基準よりも少し高いので受けられない。
そして、その階層の人たちが、同じ団地にも住んでいるけど、少ない年金から介護保険は引かれるし、いちばん惨めだ、とご主人は話されていました。
ギリギリ生活保護にならない人よりも、生活保護暮らしのほうが、生活は上なのだと。
ご主人は 真面目に一生懸命やってきたのにどうしてこうなるかと思うと悔しい、と話されていました。
ある調査結果では、男性で37.7%、女性で56%が月収13万3千円未満の貧困状態にある、という。
番組は このあと、老人ホームの格差やスウェーデンの老人の豊かな暮らしを取材していました。
・入居金0円の特別養護老人ホーム(約50万人の順番待ち)
月額15~6万程度(一人部屋)
月額8万程度(4人部屋)
・入居金3千万円~5千万円の高級な老人ホーム
月額30~50万程度
・入居金3百万円くらいの一般の有料老人ホーム
月額18~19万程度
老人ホームは基本月額の他に食費とか諸々の費用とか別に必要なんじゃないかと思いますけど。
(スウェーデンの老人は素晴らしい暮らしをしていましたが、私たちには関係ないのでここでは触れません)
最初に出ていらした、藤沢市に住むご夫婦はとても参考になりました。
夫婦二人の年金が約20万というのは、我々夫婦と同じくらいです。
家賃1万9千3百円の市営住宅で暮らしながらも、生活はギリギリだというんですから。
我が夫は市営住宅には入らず、家賃を6~7万払おうって言ってるんですからね。
もう絶対無理ですよ。むりむり。
その上、医療費がかかってくること必至。早く糖尿を治してもらいたい。
「夫婦二人の平均的な生活費が約24万」っていうのは家賃が含まれているのか、という疑問が。
平均に足りない4万と、家賃分を貯金して、貯金を切り崩しながら生活していかないといけない。
でも 今までどおりの暮らしで家賃含まないなら夫婦ふたりで24万はかからない気がするけど。
平均って 上から下までの計算だから24万なんでしょうけどね。下のほうの平均が知りたいです。