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    携帯3社が ガラホ(ケータイ型のスマホみたいなやつ)向け新料金プランを発表しました。

    格安スマホに対抗したらしいんですけど、本当に安いのか どうなのか?調べてみました。

    ガラホというのは、形がガラケーだけど、Androidが搭載されたスマートフォンのようなもの。

    このいわゆるガラホ向けの新料金なので、ドコモのFOMAや3Gケータイなどの従来のガラケーにはケータイ用のカケホーダイプランが用意されていますが、そちらは対象になりません。

    スマホみたいなガラホには、新しくカケホーダイライトプランと、ケータイ用のパケットパックがつけられます。

    各社カケホーダイライト1200円というのは同じで、パケットパックが300円か0円かの違いはありますが、

    だいたい1500円くらいの料金から始められるようになりました。


    カケホーダイライトプランは、5分以内の電話料金が制限なしの無料ということですが、5分超過した場合は30秒20円の超過料金が加算されていきます。

    カケホーダイライトプランが有効に使える人にとってはお得な料金となっています。

    しかし、合計で25分超過した場合は千円になるんですが、その千円が ケータイのカケホーダイ(2200円)との差になります。

    この25分間をどう考えるかでしょう。ついつい5分以上話しちゃうわっていう人は、ライトじゃなくてカケホーダイ(2200円)のほうがいいわけです。

    でも、ケータイは待ちうけしか使わない、という人には、そもそもカケホーダイなんて必要ありませんね。


    そして、ケータイ(パケット)パック というのがミソなんですが、

    0円から300円の料金をつけることで、段階的に上限の4200円になり、4200円以上にはなりませんよ、ってことになっています。

    ドコモは10MBまでが300円、au・ソフトバンクは500KBまでが0円。

    3社がどのくらいで上限に達してしまうかというと、ドコモは約137MB、auは約146.9MB、ソフトバンクは約105MB。

    メガバイトですからね、1ギガもないんですよ。たったの137や、146.9や、105メガバイトですからあっという間に上限になるでしょう。(wifiのみで通信することを徹底しないといけませんね、逆に外出時も徹底してwifi利用するなら安く使えます)

    結局はパケット料金の上限の4200円がプラスされて5400円以上になってしまうんじゃないかと予想されます。

    なんか、怖いですね。うまいこと言われて引っかからないように気をつけていただきたいもんですね。

    (これで格安スマホに対抗できるのか、と思いますが。格安スマホは高速だと制限はあるけど低速なら無制限)



    あと、カケホーダイには 対象にならない電話番号があって、どこにかけてもそれ以上にはならない、というわけではないので そっちも気をつけなきゃいけません。

    知らなくても生きていけるけど 損する話(過去記事)


    参考
    「カケホーダイライトプラン(ケータイ)」と「ケータイパック」を新設
    -LTE対応「ドコモ ケータイ」の発売を機に新料金プランを更に充実-<2016年10月19日>



    最近話題になった、ドコモの650円スマホですが、まだ詳しいことはよくわからないんですけど、加入条件などがあるわけですよね。

    たとえ本体が650円となっていても、データパック料金が高かったら たいして安くは感じませんね。


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