昨日、帰宅後に話し始めた夫のまず第一声が「俺の年金は月に17万くらいだよな?」でした。

    いいや、17万もらいたいところだけど違うんですよ。

    去年、年金事務所に行った時に、65歳からもらえる年金を計算してくれた紙を印刷してくれたんですが、

    その計算には加給年金が含まれていたんですよね。

    その加給年金は我が家の場合、夫が65歳になった時から 妻が65歳になるまでの3年間だけの支給であり、

    加給年金が支給されなくなると、「年金が減った」という問い合わせが多いのだそうですよ。

    年間約39万も減るのだからショックも大きいので、一応、年金事務所の人も注意してくれていました。


    ところが夫はその注意をすっかり忘れていまして、自分は月に約17万はもらえるんだと思い込んでいました。

    (確かに3年間は17万なんですけどね、でも、それは計算に入れては将来困るんですよ)

    それで、加給年金のことを説明したんですけど、なんだその制度は!って怒り出してしまいました。

    で、自分の年金は月に約14万なのだ、ということやっとを認識したわけなんですけど。


    昨日、現場で一緒に働いたパートさんに、定年したら 年金を繰上げして さっさともらったほうがいいですよ、と、

    そして、アルバイトとして働いて年金をもらえば 年金はカットされずにもらえるから、そのほうがいいですよ、と言われたらしいんですよね。

    そのパートさんは、週に4日 1日8時間働いたパートの給料に年金を足して生活をしていて、かなりの収入らしいのです。

    国民健康保険は自分ではらわないといけないので、それは高いけど、年金は全部もらえるから、あなたもそうしなさいよ、と言われて帰ってきました。

    そのパートさんが今もらっている年金は20万なのだそうです。かなりの金額ですよね。

    2年ほど繰り上げたってたいして減らないわよ、って言ってたそうです。

    それで、夫は「自分の年金は17万くらいしかないよ」って言ったそうなんですが。(本当は14万です!)


    2年繰り上げると 年金が12%減らされます。年間170万が12%引かれたら20万4千円少なくなり、

    月にしたら1万7千円も減ってしまいます。

    1年でも多く働いて月に1600円を増やそうとしているのに、1万7千円も減るなんて考えられませんね。

    その減らされた金額が死ぬまで続くんですからね。(ないない、繰上げなんて)

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    あと、そのパートさんに言われたことは、パートで得た給料と年金をまるまるもらう、という働き方。

    厚生年金をかけながら働くと、65歳前は給料と年金合わせて月に28万を超えたら年金はカットされるけど、

    アルバイトとして働き、厚生年金をかけなければ年金はカットされないわけですよね。(65歳以降は47万)


    現実には夫がそのような働き方ができるのかっていう問題が出てきますね。

    めいっぱい働いて、働き損をしても それは世のため人のためだと思う人なんですから。


    いろいろと話した後に、なんで在職老齢年金なんて制度があるんだ!って、また怒り出してしまいましたよ。

    私にそんなこと聞かれても、怒られても困っちゃうんですよね。


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